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Dans le temps calme ... 日々…何気なく感じた事などを、マイペースに綴っています。

“どくとるマンボウ” 北 杜夫さんを偲んで…

  27, 2011 19:55
こんばんは
10/24に、“どくとるマンボウ”の愛称で…多くの人々に親しまれた
北 杜夫さん(作家)が、お亡くなりになりましたね…

子供の頃に夢中になった。“どくとるマンボウシリーズ”を
はじめとする、ユーモア溢れるエッセーや…紀行文
ご自身の家系をモデルにして、三代に渡る精神科医の一族の没落を描いた
小説「楡家の人びと」…等

今まで、数多くの素敵な作品に出逢える事ができました

敬愛する…“モタ先生(斎藤茂太)”の書籍を拝読し
巻末へ、北 杜夫さんが弟と記載されていて、その時初めて…「兄弟」だと知り
驚いた事も…あったでしょうか

随分前に、故遠藤周作さんと一緒に…「ネスカフェ ゴールドブレンド」の
CM出演もしていた事も…想い出されます

少し前…「ビロウドコガネ」(キタモリオイ 新種) の命名が
昆虫好きの、北 杜夫さんの名前に…因んだものと発表があり
とても喜ばれている、ニュースを聞いたばかりなのに…
(学名ラテン語「ユーマラデラ・キタモリオイ」和名「マンボウビロウドコガネ」)

お元気そうな…ご様子でしたから、訃報を聞き…寂しさを感じています

◎愛妻である。斎藤喜美子さんのコメント
「最近は健康で、入院時も意識があり話も出来た。
少年のようにしたいことをした面白い人生だったのでは…」と…偲ばれたそうです


いつまでも“少年心”を…忘れず
思わず微笑んでしまうユーモアセンスと、優しい文面で綴られる…エッセー
文章表現が巧みで、瑞々しい心象風景が見事に描かれた…純文学

大人になり…拝読する機会に恵まれた
「幽霊ー或る幼年と青春の物語ー」新潮社 (1965/10)
(北 杜夫さんが、23歳の時に…自費出版した小説)

“人はなぜ追憶を語るのだろうか どの民族にも神話があるよう
どの個人にも心の神話があるものだ 人はなぜ追憶を語るのだろうか”


美しい情景描写へ、深い感銘をうけた…記憶が蘇ります

天国でも、斎藤家のご家族…。ご友人の遠藤周作さんや、吉行淳之介さん…等
多くのご友人達と、和気あいあいと…
面白おかしく…賑やかに過されているのでしょうか


北 杜夫(きた もりお 1927年5月1日~2011年10月24日 満84歳 没)
(本名 斎藤宗吉)小説家、エッセイスト、精神科医、医学博士
近代短歌の歌人 斎藤茂吉(父)。エッセイストとしても活躍した精神科医 斎藤茂太(兄)
エッセイスト斎藤由香(娘)

<主な作品>
『どくとるマンボウ航海記』(1960年 随筆)・『夜と霧の隅で』(1960年 第43回芥川龍之介賞受賞)
『楡家の人びと』(1964年 毎日出版文化賞)・『輝ける碧き空の下で』(1986年 日本文学大賞)

壮年期より…躁うつ病(双極性障害)に罹患
自らの病状を、エッセー等でユーモラスに記し、世間への「躁うつ病・うつ病」に対する
マイナスイメージを和らげる事にも…貢献



想い出深い…作品の一つ 「幽霊ー或る幼年と青春の物語ー」

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文章の中に、『牧神の午後への前奏曲』が…触れられていて
興味を惹かれ、その後…ドビュッシーの楽曲を良く聴くようになりました

◆ドビュッシー『牧神の午後への前奏曲』“youtube” ◆

北 杜夫さんへ、心からご冥福を祈り…偲びたいと想います…

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Comment 2

マリア  

Re: きっと天国では

> こんばんは(^^)。
> どくとるマンボウシリーズ読んでましたよ♪。
>
> 北杜夫さんと、遠藤さん達の対談集も面白かったです。
> 皆さんお亡くなりなってしまいましたね…(-.-)。
>
> でもきっと、天国では楽しく盛り上がっていそう(爆)。
>
> ご冥福をお祈り致します(/_;)

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Labrisa  

Re: きっと天国では

マリアさん こんばんは♪
コメントを下さり 有難うございます(^^)

作品にも魅せられましたが
ご友人達との、楽しく軽妙な交遊録も面白かったですよね☆

「天国」でも、お仲間達との愉しまれている。北さんの姿が想像できます♪(笑)
(コメント、ちゃんと修正しましたね^^)

※拍手コメントを頂いた方達も、本当に有難うございました(^^)

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