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Dans le temps calme ... 日々…何気なく感じた事などを、マイペースに綴っています。

「心のケア――阪神・淡路大震災から東北へ」加藤 寛さん、最相葉月さん著 (講談社)

  17, 2012 23:00
「阪神・淡路大震災」から、17年が経ちましたね
(1995年1月17日 地震発生時刻 午前5時46分)

兵庫県伊丹市の昆陽池(こやいけ)公園では、震災犠牲者数と同じ
6434本のロウソクを灯す…「追悼のつどい」をはじめ
震災犠牲者の冥福を祈る。各地では様々な…追悼行事が行われていました

大震災に遭われた方々と…情報を共有しながら
17年前の自然災害へ遭った…経験や、教訓を風化せず
受け継ぐ事が、何より大切なのでしょうね


「心のケア――阪神・淡路大震災から東北へ (講談社現代新書)2011/9/16 」
加藤 寛さん、最相葉月さん著


昨年は、東日本大震災も起こり…本のタイトルをみて
職業柄、以前から「心のケア」について…とても関心があり
興味深く感じられました

最相葉月さんの著書はベストセラーとなった。「絶対音感」を拝読して以来

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◎最相 葉月さん “wikipedia”
~主な作品~
『絶対音感』(1998年 第4回小学館ノンフィクション大賞 受賞)
『星新一 一〇〇一話をつくった人』
(2007年 第34回大佛次郎賞、第29回講談社ノンフィクション賞、第28回日本SF大賞等 受賞)

阪神・淡路大震災以降、16年間にわたり…多くの自然災害や人為災害、事故…等
被災された方々のケアや、調査研究に従事され…
心の傷(トラウマ)の回復へ、支援を続けている
「兵庫県こころのケアセンター副センター長」精神科医 加藤 寛さんが
インタビュー形式で、ノンフィクションライター最相葉月さんへ…語る


<目次>
第1章 東日本大震災後五十日の記録
第2章 被災者の心の傷
第3章 阪神・淡路大震災でできたこと、できなかったこと
 ―― 復興期の心のケア
第4章 回復への道のり
 ―― 肉親を失った二人の経験から
第5章 支援者へのメッセージ

巻末ルポ 1・17から3・11へ――兵庫県心のケアチームの百十一日(最相葉月)



~感想~
被災者の心を支えるのは、ボランティアを含め…救援活動へあたる多くの人々
“心のケア”は、あまり歓迎されず…敬遠されること
大事なのは、現実的な支援をしながら(温かい食事、毛布、燃料、入浴…等)
被災者の求めるものを…提供する事が、何よりもケアになる

被災地では、心的外傷から…立ち直るには「生活再建」を
最優先させなければならない事…など

被災者だけではなく、地域ボランティアや…支援、消防や
医療関係者の“心のケア”にまで、多様に話題が展開する

“精神科医や心理士で構成される。“心のケア”チームが、災害直後に行うのは
被災者に被災体験を聞いて カウンセリングすることではない”
受け入れてもらうためには、“見守ることに徹する姿勢”…

メディア等では伝わり難い…被災地での厳しい現実と
大切なメッセージが伝わって来ます…
機会がございましたら、拝読してみて下さいね

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