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Dans le temps calme ... 日々…何気なく感じた事などを、マイペースに綴っています。

『ふくわらい』西 加奈子さん 著(朝日新聞出版 )

  29, 2013 07:10
昨日は、今年に入り…広島市内では初めての積雪
様々なところで、影響がありましたね
私も、自転車で久しぶりに…コケてしまいました(笑)

先日発表になりました「2013 年本屋大賞」ノミネート作品

全国の書店員さんが、「一番売りたい本」を選ぶ
「本屋大賞」のノミネート作品を発表!

~「2013年本屋大賞」ノミネート作品~

「海賊とよばれた男」     百田尚樹 (講談社)
「きみはいい子」       中脇初枝(ポプラ社)
「屍者の帝国」        伊藤計劃、円城塔(河出書房新社)
「晴天の迷いクジラ」     窪 美澄(新潮社)
「世界から猫が消えたなら」 川村元気(マガジンハウス)
「ソロモンの偽証」     宮部みゆき(新潮社)
「百年法」         山田宗樹(角川書店)
「ふくわらい」       西 加奈子(朝日新聞出版)
「光圀伝」         冲方 丁(角川書店)
「楽園のカンヴァス」   原田マハ(新潮社)


※ノミネート作は 新刊書の書店で働く店員の1次投票にて決定
今回11年12月1日~12年11月30日刊行された 日本の全小説 対象
12年11月1日~13年1月6日、全国463書店598人が投票
通常は上位10作品がノミネート、今回は10位が総得点タイとなり
上位11作品が「2013年本屋大賞」のノミネート作品に決定
4月9日「大賞」が発表

名だたる作者、魅力的な作品がずらり…と候補作品として
選ばれてますが、個人的にオススメな作品♪

小説『ふくわらい』西 加奈子さん(朝日新聞出版 2012/8/7 )

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惜しくも、先日発表の「直木賞」の受賞を…逃された事もあり
今回は、西 加奈子さんの作品が、選ばれたら良いな…と願っています ~あらすじ~

出版社で働く、25歳女性編集者“鳴木戸 定(なるきど さだ)”
マルキ・ド・サド(フランス革命期の貴族・小説家)を
もじって名づけられる

五歳で母を失った後。紀行作家の父に連れられ、幼い頃
世界各国の秘境を旅し、様々な特異な体験を持つ“定”

父の[紀行文」は物議をかもし、日本では発禁処分となり
以降、「世間」との“隔てる壁”があることへ、“定”は強く意識し
距離を置くようになる

人づきあいが苦手で、馴れ合うことを知らず、友人も作らず生きてきた
一人遊びでする「ふくわらい」が唯一の趣味

そんな“定”にも人との繋がりが出来始める
作家兼プロレスラーや、盲目の男性など。様々な個性的な人達との出会い
少しずつ、他人との距離を縮めていく

純粋でナイーブな、作家兼プロレスラー“守口廃尊”
美人すぎるため、偏見に苦しむ後輩“小暮しずく”など

「目が見えませんが一目ぼれです。」
“定”へ、猛烈にアタックを続ける。イタリアと日本人のハーフ“武智次郎”

彼らと触れ合いながら、“定”の世界観は少しずつ変わり始める
“目にはみえないものの大切さ”や、忘れていたはずの、心の奥にある
想いへ気付き、 “隔てる壁”が取り除かれ、溢れ出してゆく…


~感 想~

“定”はじめ、不器用な人達が…懸命に生きながらも
時にほのぼのと、ユーモラスを交え、当たり前と感じていることも
ふと立ち止まって、深く考えさせられたり…心を揺さぶります

人を愛することを知り、人との繋がりの素晴らしさに気づく…
“定”の真っすぐな想いへ、心地よい読後感がひろがってゆきます

機会がございましたら、『ふくわらい』ぜひ読んでみて下さいね

◎西 加奈子さん “wikipedia”  
1977年テヘラン生まれ 2004年『あおい』作家デビュー
『さくら』、『通天閣』(2007年 織田作之助賞受賞)
『きいろいゾウ』 『しずく』『こうふく みどりの』
『うつくしい人』 『白いしるし』『円卓』 『漁港の肉子ちゃん』など


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Comment 4

マリア  

こんにちは!。
西さんの本は、作風によってリズムよく読めたり、キャラの独特の個性があって、
好き嫌いがはっきり分かれる、作品もあるけど、
「ふくわらい」は、ほのぼのする物語で最後にオチにビックリ(爆)。
スゴク面白い本でした(o^o^)o。

Edit | Reply | 
Labrisa  

Re: タイトルなし

マリア さん こんばんは
コメントを下さり、ありがとうございます♪

そうそう。西 加奈子 さんの作品は、独特の雰囲気がありますね☆

読み進める内に、さり気ない登場人物達の…心理描写や
持ち前のユーモアさを、読者によって退屈に感じられる方もいるでしょう(笑)

重苦しいと言いますか、暗くなりすぎない?ドタバタ感へ
ほのぼのとして、心癒されたりする作品もあったり…
次の作品も期待してしまう、小説家さんですよね(*^^*)

※拍手コメントを頂いた方も、本当に有難うございました★

Edit | Reply | 
藍色  

No title

読んだひとにしか味わえない世界を感じられる物語でした。
読んでよかったです。
トラックバックさせていただきました。
トラックバックお待ちしていますね。

Edit | Reply | 
Labrisa  

Re: No title

藍色 さん こんばんは
初めまして。コメントを下さり、ありがとうございます

以前の記事を拝読して下さり(^^ゞ。登場人物達が
西さん独特の世界観があって。読んでいるうちに
惹きこまれてゆく物語でしたね☆

トラックバック←有難うございます♪
こちらも、後ほトラックバックさせて頂きま~す(^^♪

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  •  「ふくわらい」西加奈子
  • マルキ・ド・サドをもじって名づけられた、書籍編集者の鳴木戸定。 彼女は幼い頃、紀行作家の父に連れられていった旅先で、誰もが目を覆うような特異な体験をした。 その時から、定は、世間と自分を隔てる壁を強く意識するようになる。 日常を機械的に送る定だったが、ある日、心の奥底にしまいこんでいた、自分でも忘れていたはずの思いに気づいてしまう。 その瞬間、彼女の心の壁は崩れ去り、熱い思い...
  • 2013.09.20 (Fri) 16:44 | 粋な提案

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