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Dans le temps calme ... 日々…何気なく感じた事などを、マイペースに綴っています。

名作「王子と乞食」マーク・トウェイン 著 村岡花子 翻訳

  26, 2014 08:08
毎回愉しみに観ている、NHK朝の連続ドラマ
テレビ小説『花子とアン』

NHK総合 毎週月~土曜午前8時ほか放送中 全156回
◎NHK総合「花子とアン」HP
テレビ小説『花子とアン』
原案 村岡恵理「アンのゆりかご 村岡花子の生涯」 脚本 中園ミホ
ナレーション 美輪明宏


聡文堂へ勤め始めた花が、新雑誌へ連載するため
「The Prince and the Pauper(王子と乞食)」を、徹夜しながら
翻訳しているシーンが、映されています

5分で花子とアン 第12週ダイジェスト「銀座のカフェーで会いましょう」

先日某大手、古本屋さんへ訪れると
村岡花子さんの翻訳本をみかけ、想わず購入してしまいました(笑)

「王子と乞食」マーク・トウェイン著 村岡花子さん翻訳 (岩波文庫 1934/7/25)
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「The Prince and the Pauper」
アメリカの作家マーク・トウェインさんが、1881年発表した作品
1927年平凡社から村岡花子さん翻訳し刊行


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~あらすじ~

16世紀のイギリスが舞台。1537年10月12日。同じ日に
2人の赤ちゃんが誕生する
1人はヘンリー八世と、ジェーン 王妃との間に生まれた
待望の王子様(後エドワード六世 )
そして、もう1人は貧しい家庭に生まれ、望まれない赤ちゃんでした

それから10年後。乞食をしながら暮らす、トム・キャンティは
酒びたりの父親から、殴られたり、辛い日々が続いていた
トムが安らぐのは、いつも優しく勉強を教えてくれる
アンドルー神父の存在

ある日、トムは憧れの王子様を一目でも見てみたいと
王様の宮殿へ訪れる

偶然通りがかった…王子様のエドワードに出逢う。2人は遊び心から
お互いの衣服を、取り換えてみると鏡を見て驚きました
顔や体つき背丈も同じくらい、あまりにそっくりだったのです

ところが、兵隊に勘違いされ、エドワードは宮殿から
追い出されてしまい、哀れな乞食の子として
ロンドンの街を、彷徨い歩くことになってしまう…

入れ替わったトムとエドワード、それぞれ本当の身分を主張しますが
王子様。乞食だと、信じきってる周囲の人々に笑われ、病気扱いされる事に

トムは、慣れない宮殿での生活へ驚いたり、喜んだりしながら
次第に困っている人々を助けていきます

乞食になったエドワードは、トムの父親達から酷い仕打ちを受けますが
元下級貴族の、マイルズ・ヘンドンに救われ
庶民たちの苦しみや、困難な生活を体感する…

王様が亡くなり、環境が入れ替わってしまった
エドワードとトムは、新国王誕生の戴冠式 まで
果たして、元の生活へ戻れるのか…

~感想~

当時のイギリスの時代背景。王族や格差のある庶民の暮らしぶり
国民誰もが待ち望んでいた、王子様の誕生
しかし、乞食になったエドワードは、危うく命を落としそうになったり
悲惨な日々をおくる…

エドワードのどんな時もぶれない、品格と正義感は見事ですし
そんな彼を憐れみ、王子様と信じてないものの
色々と疾走する、ヘイドンの存在もとても魅力的です

一方、最初は憧れの宮殿で、裕福だが窮屈な生活に戸惑う…トムでしたが
神父から教わった教養もあり、次第に王子様として
ふるまえるようになってゆく…

どんなに、周りの人々が気付かなくても、トムの母親だけは
王子様の恰好をした。トムをみて、すぐに我が子と気付いてしまう
母の愛情など、様々なエピソードも描かれてます

まったく、風貌がそっくりな2人の少年。運命の悪戯から翻弄され
夢や希望を見出し、少年達の成長する姿を通して
痛烈な社会風刺と、時折ユーモアも交えた
心に響くストーリー

久しぶりに読んでも、やっぱり物語の世界へ
惹きこまれてしまう名作ですね

※マーク・トウェイン(Mark Twain1835-1910年)
本名サミュエル・ラングホーン・クレメンズ(Samuel Langhorne Clemens)
『トム・ソーヤーの冒険』『ハックルベリーフィンの冒険』など
数多くの児童小説やエッセーを発表、アメリカ文学の父と評される


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Comment 8

itatchi  

あまりに昔に読んだので、すでにラストシーンは、忘れてしまっています。
いまでは、タイトルが差別用語になっちゃったりしてるし、時代の流れを感じますが、本当に良いものは、いつの時代も、その本質が、人の胸を打つのだと思います。また、再読したくなりました。
アンは、もちろん全巻、いまだに持っています。結婚、転居、と、ありましたが、アンは、私の幼なじみですから。

最初はええー??吉高由里子??と、思ったけど、最近は「はなちゃん」カワユイわ。

Edit | Reply | 
Labrisa  

Re: タイトルなし


itatchi さん おはようございます
コメントを下さり、ありがとうございます

あらためて、拝読すると結構シビアな内容でしたね(^^ゞ(笑)

人間の持つ奥深い残酷さと、優しさを表現されてあり
マーク・トウェインも素晴らしい作家さんですが、「赤毛のアン」など
優れた翻訳をされた、村岡さんもやっぱり、素敵な表現者だったのでしょうね(^^)

はなちゃんの吉高さん、着物姿がとても似合ってますし
これから描かれる。白蓮、はなの恋愛模様も注目しましょう~
朝ドラですから、道ならぬ恋もドロドロとしたものとはならないのでしょうか(^^ゞ(笑)

※拍手コメントを頂いた方も、本当に有難うございました

Edit | Reply | 
takako  

NoTitle

テレビ小説『花子とアン』見てます!いいねですね(^^♪
吉高由里子さん、なかなかはまり役でしたね。

「王子と乞食」、私もすぐにitatachiさんと同じく差別表現を思ってしまいました。
「ちびくろサンボ」の時も問題になりました。
当時は問題にならなくれも、時代の流れと共に変化するのですね。

翻訳者も大変ですが、良い作品を上手く表現(翻訳)してたくさんの人に読んでもらいたいという気持ちでしょうね。

私は、学生時代ミステリー物が好きでしたので、早川書房さんの売り上げに貢献してました(笑)

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Labrisa  

Re: NoTitle

takako さん  こんにちは
御返事が遅くなってしまい(^_^;)。コメントを下さり、ありがとうございます

『花子とアン』僅か15分のドラマですが、なんとなく続きが気になってしまう
魅力的な番組です☆

“乞食”なども、現在では差別用語になってしまいましたけど
女性が翻訳を取り組む、当時の社会情勢など…想像しますと
様々な弊害もあり、大変なご苦労があったのでしょう…

>学生時代ミステリー物が好きでしたので、早川書房さんの売り上げに貢献してました(笑)

海外文学のスリリングなミステリー小説は、やっぱり早川書房さんですか^^
私もまだ学生の頃に、図書館で良く借りていた
アガサ・クリスティー、アーサー・コナン・ドイルなどシリーズものから始まり
大人になってからも、最近亡くなられたダニエル・キイスなど
ぞくぞくする独特な描写の作品も、数多く出版されてますよね♪

最近ですと、『解錠師』、『凍てついた夜』なども、とても心揺さぶられました
takako さんも、是非お勧めの小説をご紹介くださいね!

昨夜から、“タイムスクープハンター”6シーズン
放送スタートしましたし、takako さんもご覧になられましたか?^^(笑)
NHKの愉しみな番組が、また一つ増えましたよ(*^^*)

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もみじ日記  

NoTitle

花子と村岡の関係がどうなるのかとハラハラしながら見ていましたが,「村岡花子」なんだから結婚するに決まってすよね。
自分のおろかさにあきれました(笑)

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Labrisa  

Re: NoTitle

もみじ日記 さん こんばんは
コメントを下さり、ありがとうございます

「花子とアン」大人気ですね~(笑)
脚本家の中園ミホさんが、以前村岡さんと花子の
熱烈な恋文(ラブレター)を読まれて、「朝ドラ」を担当する時には
村岡花子さんをモデルにしようと、決心されていたみたいですよ^^

中園さんにとっても、想い入れの深い“道ならぬ恋”エピソードが
あの有名な“白蓮事件”と絡めながら、今後どのように描かれるのか?
とても愉しみにしましょうね(*^^*)

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くまねこくん  

NoTitle

こんばんは。

「王子と乞食」って、マーク・トウェイン 作で
村岡花子さんの訳だったのですね。
今更ながら知りました。
Labrisaさんの記事を拝見して、ぜひ読んでみたくなりました。
林真理子さんの「白蓮れんれん」も興味を惹かれます。
ただ、なかなか読書の時間がとれなくて…。
小中学校みたいに朝読の時間をつくるといいのかな~?

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Labrisa  

Re: NoTitle

くまねこくん さん  おはようございます
コメントを下さり、ありがとうございます


「王子と乞食」、新訳も多く出版されてますが
大人になって読みますと、子供の頃と違う読後感も広がり
愉しめましたよ☆

林真理子さんの「白蓮れんれん」←実は購入済みです(^^ゞ(笑)
今読んでいる本を含めると、あと3、4冊後になり
いつ頃読み終えるか、不明ですが…

「朝読の時間」←本当に欲しいですよね!
それと、子供達の様な集中力もあやかりたいでしょう(笑)

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