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Dans le temps calme ... 日々…何気なく感じた事などを、マイペースに綴っています。

『無花果の実のなるころに (お蔦さんの神楽坂日記)』西條奈加さん著

  22, 2014 07:55
中学生の孫と、粋なお婆ちゃん名コンビによる
謎解きミステリー奮闘記が
微笑ましい作品

『無花果の実のなるころに (お蔦さんの神楽坂日記)』
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西條奈加さん著 (2013/9/20 創元推理文庫)


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広島ブログ ~あらすじ~

中学2年生の滝本望(のぞむ)は、父親の転勤により両親と離れ
神楽坂へ住む、元芸者の祖母“お蔦さん”と、一緒に暮らしている

和装履物店を営む。気立ての良い、江戸っ子な祖母は
ご近所さん達から慕われ、色々な人が訪れてくる

お料理がからっきしな、“お蔦さん”に変わり、滝本家では代々
男性が料理を作る習わしがあり、台所を仕切る係は望だった

そんな二人の周辺で、次々に起こる。ちょっとした事件を
痛快に解決していく、6話短編ミステリシリーズ

~感想~

望君の友人が、通り魔犯の罪へ陥れられる 「罪かぶりの夜」
ご近所さん達が“振り込め詐欺" に遭う 「無花果の実のなるころに」
文化祭で「ある事件」が起こる 「蝉の赤」

“お蔦さん”が、巨額な遺産相続人へ? 「酸っぱい遺産」
望君の恋する、楓ちゃんの母親が負傷した事をきっかけに
其々の家族の、過去から関連性が明らかになってゆく「果てしのない嘘」

連れ去られた同級生を救うため、友人たちと協力して立ち向かう
「シナガワ戦争」

様々なエピソードへ触れながらも、少しずつ成長していく望君の姿
面倒くさがりな祖母へ、振り回されつつ(笑)、事件を解決したり
次第にお料理の腕前が上達する過程、登場するメニューやお菓子なども
美味しさが伝わってきます

読みやすくて、名コンビな“お蔦さん”と望君
そして、周囲の人々とのかかわりが
なんとも温かな人情物語でした☆

◎西條奈加さん(小説家) 1964年北海道生まれ
2005年 デビュー作『金春屋ゴメス』第17回日本ファンタジーノベル大賞 受賞
2012年『涅槃の雪』 第18回中山義秀文学賞受賞


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Comment 2

マリア  

西條さんの作品って、時代小説が私は全然ダメだったんだけど、このシリーズはスンナリ読めました(爆)。誰も逆らえないお蔦さんの最強ぶりとか、面白いキャラが多いです。

Edit | Reply | 
Labrisa  

マリア さん おはようございます
御返事が遅くなってしまい(^_^;)。コメントを下さり、ありがとうございます

この本、友人に勧められて読んだのですが
お蔦さん、とっても粋で憧れる、お婆ちゃん像でしょう(笑)

西條さんの時代小説は、まだ触れた事がないので
ぜひ~読んでみたいです☆
ご紹介有難うございました♪

※拍手コメントを頂いた方も、本当に有難うございました

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